助けてIE for X

ダウンロード 2.0 (2003年2月22日 )

変更点
・Safariに対応しました
・スクリプトメニュー用にコンパイル済みのスクリプトを用意しました


1. 助けてIE for Xとは
 助けてIEは、Netscape 6、Mozilla、Opera、iCab、OmniWeb、Safariのブラウザでネットサーフィンをしていて、そのブラウザでは表示できないページがあったとき、このスクリプトを起動させると、それまで開いていたホームページをInternet Explorerで開きなおします。それぞれのブラウザに対応したスクリプトを個別に用意していますのでよく使うブラウザのスクリプトをご利用ください。

例:iCabでネットサーフィンをしているときにきちんと表示できないページがあり、そのページはInternet Explorerで最適化されていると書いてあった。そんなときはその開かなかったページを表示したまま「助けてIE for iCab」を起動させると、Internet Explorerが起動してそのページを表示することができます。このスクリプトを使うことによって、通常なら表示できない → URLをコピー → Internet Explorerを起動 → URLをペーストという手順をスクリプトの起動一発でこなすことができます。

2. それぞれのスクリプトの説明
助けてIE for N6
Netscape 6以上のブラウザで開かれているページをInternet Explorerで開きます。
Netscape → Internet Explorer

助けてIE for Opera
Operaで開かれているページをInternet Explorerで開きます。
Opera → Internet Explorer

助けてIE for OmniWeb
OmniWebで開かれているページをInternet Explorerで開きます。
OmniWeb → Internet Explorer

助けてIE for iCab
iCabで開かれているページをInternet Explorerで開きます。
iCab → Internet Explorer

助けてIE for Mozilla
Mozillaで開かれているページをInternet Explorerで開きます。
Mozilla → Internet Explorer

助けてIE for Safari
Safariで開かれているページをInternet Explorerで開きます。
Safari → Internet Explorer

3. 動作条件とブラウザのバージョン
 MacOS X 10.1.5以降で動作確認をしています。たぶん、10.1以上あれば動くと思います。
動作確認をしているブラウザは以下の通りです;
Internet Explorer 5.2
Netscape 7.0.2
Oprera 6.0
iCab 2.8
Mozilla 1.0
OmniWeb 4.1
Safari Public beta

4. 既知の問題
 AppleScriptの命令の問題で、Netscape、Mozilla、OmniWebからInternet Explorerにブラウザを変えるときは、開きたいウインドウのみを開いて、その他のウインドウは閉じてください。エラーにはなりませんが、開いているウインドウの最初に開かれたウインドウのURLがInternet Explorerで開かれます。目的のウインドウを開くには、開きたいウインドウのみにしてからスクリプトを起動すると開くことができます。Opera、iCabではウインドウを何枚開いていても最前面に来ているウインドウのURLを取得することができます。
 エラーメッセージは文字化けするので読めません。AppleScriptとMacOS Xのバージョンアップ待ちです。スクリプトメニューから実行すると文字化けはしません。

5. インストール
 アプリケーション形式なのでどこに置いてもかまいません。好きなところにコピーしてください。また、最初の起動の時にブラウザの場所を聞かれることがあるかもしれません。そのときにはそのブラウザを選んでください。

6.スクリプトメニューで使う
同梱されている「script menu用」のスクリプトを「/Users/(あなたのユーザ名)/Library/Scripts/」にいれると、メニューバーのスクリプトメニューから使うことができます。スクリプトメニューから使うとスクリプトが起動することなく使うことができるので、手軽に使うことができます。是非ご利用ください。

スクリプトメニューはAppleのサイト<http://www.apple.com/applescript/script_menu/>から無料でダウンロードすることができます。ダウンロードした「ScriptMenu」をダブルクリックするとメニューバーにスクリプトメニューが表示されます。そこから、「/Users/(あなたのユーザ名)/Library/Scripts/」に登録されたスクリプトを実行することができます。

7. 著作権について
 このスクリプトはフリーウェアです。スクリプトの改変やファイル構成を変えて配布することを禁止します。ただし、AppleScriptの勉強用としてスクリプトを見ることができます。自由に見てかまいませんが、著作権を放棄したわけではありませんのでちょこっと変えて再配布するなど姑息なことはしないでください。見つけたら腹が立ちます。誰が何というと(c)2002-2003 宮本朋治に著作権があります。インターネット上での紹介は自由に行ってください。個人で運営しているサイトでの紹介は特に許可を取る必要はありません。しかし、営利団体の運営するホームページで紹介する場合はご一報いただけると嬉しいです(任意)。しかし、営利を目的とする雑誌等に紹介・収録をする場合は必ずメールにて許可を取ってください。できれば、掲載誌をいただけると嬉しいです。

8. ソースコードの勉強と利用
 このソフトはAppleScriptのソースコードを勉強するために見ることができます。ただし、上にも書いてあるように、これをちょこっと変えて自分のソフトだというつまらないことはぜひともやめてください。許可を求めてくれればほとんどの場合、許可します
 ただし、その際、できる限り他の人がソースコードを見れるようにソースを公開することを希望します。ただし、営利企業の製品としての場合はいろいろなことがあると思うので公開は強制しません。
しかし、フリーウェアなら他の人の勉強用にもソースコードを公開してあげてください。

9. 何で別々のスクリプトなの?
 助けて〜シリーズはそれぞれのWebブラウザごとにスクリプトがあります。もちろん作ろうと思えば、一つのスクリプトで作ることはできます。しかし、作らないのは意味があります。まず、この手の小アプリケーションではインターフェイスレスで作りたいからです。起動の度に「どのブラウザにしますか?」なんてでたら鬱陶しくないですか?私は鬱陶しいです。それに使っているWebブラウザはヒトによって限られているので使っているWebブラウザ用のスクリプトだけを使えばお手軽なのでそれぞれのブラウザ用のスクリプトを用意しています。


10. 作者からの希望
 感想メールをいただけると嬉しいな(^^)


11. 免責
 このソフトを使って被害は出ないと思いますが、何が起こってもどんな責任も私は負いません。ご自分の責任でご利用ください。