©1999-2003 Alessandro Levi Montalcini |
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バージョン 10.2はMacOS X 10.2.4以降で動作します USB Overdrive 10.2はMac OS X 10.2.4以降がインストールされたMacで動作します。Mac OS 10.0.x や10.1.xをお使いなら、USB Overdriveを余すことなく使えるMacOS X 10.2にアップグレードすることをおすすめします。アップグレードが不可能なら、USB Overdrive b5をお使いください。 |
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USB Overdrive 1.4(Mac OS 9とClassic用)ではClassicアプリケーションでのホイールによるスクロールがサポートされました。USB Overdrive 1.4はUSB Overdrive XかMacOS Xのネイティブドライバが動作している環境でインストールして下さい。ネイティブのドライバーはClassicアプリケーションに直接アクセスできません。そして、Classicはホイールによるスクロールはサポートされません。 まとめ: |
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システム要求 USB Overdrive 10.2はUSBポートを持つMacでMacOS X 10.2.4以降がインストールされているマシンで動作します。USB Overdriveのテストはほとんどがジャガーから無料でアップグレードできる10.2.3で行われています。まだ、アップグレードされていないならソフトウェアアップデートを使ってアップデートすることをおすすめします。 ベータ5はMacOS X 10.1.2以降で動作します。多くのUSB装置をサポートしているMacOS X 10.2(ジャガー)ももちろん動作します。MacOS X 10.1.1以前のOSはチェックされていません。 |
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既知の問題 - ジョイスティックとゲームパッドはまだサポートされていません。現在、作業中です。 - いくつかのアプリケーションでスクロールしない問題があります。詳しくは後述。 - オプション+クリックやコマンド+クリックなど、モディファイキー+クリックがFinderで使えない。これはFinderが非常に短い(人間がキーを離すよりは短いが、Overdriveより速い)時間でモディファイキーの状態をチェックするからです。できる限り速く修正するつもりです。 - マウスを抜き差ししたとき、アプリケーションを切り替えるまで設定が反映されない。できる限り速く修正するつもりです。 |
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既知の非互換性 - AppleUSBMouse Turbo Editionというカーネルエクステンションとは互換性がないのでインストールしないでください。これがあるとUSB Overdriveは動きません。インストールしたことがなかったら気にすることはありませんが、インストールした記憶があって、USB Overdriveを使いたいなら、AppleUSBMouse Turbo Editionをアンインストールしてください。 - 非互換ではありませんが、USB Overdriveを使ってマイクロソフト、ロジテック、ケンジントン製のマウスを使いたいなら、それら用のカーネルエクステンションをアンインストールする必要があります。USB Overdriveは他のドライバーと競合しませんが、それらのドライバーはそれらのディバイスを完全に支配するのでUSB Overdriveでは制御できなくなります。 - いくつかのHID準拠のタブレットが使えなくなります。できる限り早く修正します。 |
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トラブルシューティングのヒント - USB Overdrive Xにはログイン時に自動的に起動するUSBOverdriveHelperがあります。このヘルパーアプリケーションが起動していないとほとんどの機能は使うことができません。ドライバーが動いていないのに気がついたら、USB Overdrive Xを起動してください。そうするとシステム環境設定のログインのログイン項目に自動的にヘルパーアプリケーションが追加されます。ヘルパーアプリケーションがあるかどうかはシステムのログインのログイン項目を見ると確かめることができます。 - クリックホイールアップ とクリックホイールダウン は何もしないかオートスクロールに設定してある中央ボタン(もしくは、ホイールボタンに選ばれているボタン)でしか使えないので注意してください。 - サードパーティ製の"AppleUSBMouse Turbo Edition"がインストールされていないことを確認してください。USB Overdrive Xを使うならAppleUSBMouse Turbo Editionをアンインストールしてください。 |
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MacOS Xでのホイールによるスクロール Mac OS 9でのように、USB Overdrive Xはスクロールをサポートしてないアプリケーションを強制的にスクロールさせることができません。今、MacOS Xで強制的にスクロールさせる方法を調査中です。しかし、MacOS Xはすばらしい安定性を持っているので、あまり変則的な方法を使って行いたくありません。MacOS X版で手に入る機能はすべてのアプリケーションでのスクロールのスピードや方向の調節です。また、すぐに加速スクロールとオートスクロールも使えるようになります。 ページスクローリング(ページごとのスクロールする機能)はホイールのイベントの代わりにキーストロークで実現しています。一方で、行ごとのスクロールは実現できていません。例えば、多くのCarbonアプリやクラシックアプリでもページスクローリングをすることができます。キーストロークによるスクロールはマウスの位置より現在のキーボードフォーカスによって受け取られることに注意して下さい。 ほとんどのアプリケーションは現在、水平方向のスクロールがサポートされていません。 MacOS Xでお気に入りのアプリケーションでスクロールしないなら、その作者に問い合わせて、マウスのホイールイベントを追加してもらえるように頼んで下さい。また、下記にホイール機能を実現できるフリーのコードがあることを知らせてもいいでしょう。 下記のアプリケーションではホイール機能がサポートされていません: - すべてのクラシックアプリケーション (そのまま !) もし、上のリストにないアプリケーションでホイールが動作しないアプリケーションがあれば、おしえて下さい。また、上のリストのアプリケーションでホイールが動作するものがあれば、おしえて下さい。リストから削除します。 アプリケーション開発者への注意: NEVER scroll more than one line at a time when you receive a mouse wheel event. If you absolutely have to, please allow a user preference to force one-line scrolling. If you scroll more than one line at a time, mouse drivers won't be able to work consistently across different applications, and users will get very confused. Leave it up to the mouse driver and its related user preferences to select a scrolling speed that's right for each user. Also, please allow horizontal scrolling if at all possible. Most mouse devices only have a vertical wheel right now, but many users want to use it for horizontal scrolling when it's pressed and rolled. wrote a PowerPlant attachment that lets developers easily add Mac OS X scroll wheel support to any PowerPlant project. This may also be helpful to Carbon developers using other frameworks, or none. It is 100% public domain, but the author asks to be notified of any bug fixes or enhancements. |
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「進む」、「戻る」のコマンドを使う USB OverdriveにはWebブラウザで4番目や5番目のボタンによく割り当てられている「もどる」や「すすむ」というコマンドに対して特別な名前がありません。だからといって、この機能が使えないわけではありません。これらのコマンドはキーストロークでのコマンド+左矢印やコマンド+右矢印と同等の機能です。これをどのようにして実行するかは以下のようになります。 すすむ = コマンド + 右矢印 Mac OS X のFinderでもシングルウインドウモードでもどるのコマンドを使うことができます。以下のようにしてください。 |
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どうしてPreferences paneではないの? USB Overdrive XはどうしてSystem Preferences paneではないのかという問い合わせを多くいただきます。個人的にはそうしたいのですが、現状でプリファレンスパネルにするためにはObjective-Cでプログラムを書かなくてはいけません。Objective-Cはすばらしいプログラム言語だと思いますが、私の使っているものではないのです。一開発者としてはそれを選択すべきだとは思います。 私ができることは、本体へのエイリアスのような働きをする小さなプリファレンスパネルをつくることくらいです。これを使うとクリックするだけでUSB Overdrive Xのアプリケーションが起動します。 |
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技術情報 - USB Overdriveはカーネルエクステンションとヘルパーアプリケーションとプリファレンスペインとユーザーインターフェイスを含んでいます。ヘルパーアプリケーションはユーザーインターフェイスアプリケーションの裏で動いています。カーネルエクステンションは「/System/Library/Extensions」にインストールされます。 - ユーザーインターフェイスアプリケーションを起動したとき、ログイン時にヘルパーアプリケーションを自動的に起動するようにシステム環境設定のログイン項目を更新します。これはそのときログインしているアカウントのみで有効です。他のアカウントでも有効にするにはそれぞれにおいてユーザーインターフェイスアプリケーションを起動する必要があります。 - USB Overdrive Xのアプリケーションを他の場所に移動することはログイン項目とのリンクがなくなることを意味します。つまり、ヘルパーアプリケーションはログイン時に自動的に起動しなくなります。そのときは古いUSB Overdrive Xを削除してもう一度USB Overdrive Xを起動すると、問題が解決されます。 |